GitBucketの使い方 Wiki/Issue/README.md で画像を表示するぜよ編
GitBucketの使用方法で度々困ってる人がいるっぽいのが、WikiやらIssueやら、リポジトリのmarkdown やらで画像を添付・表示する方法です。
というわけで、使い方を簡単に解説をします。(GitBucket version2.0 時点の情報となります。and 基本的にGitHubと同じ方法でできるようになっているはずです。)
1. Wikiに画像を表示する方法
GitBucketでは、GitHubと同様に Wikiも gitリポジトリになっています。
Wikiで画像を表示したい場合は、画像のリンクを指定して埋め込みます。(例: ![image_alt_text](http://example.com/image_link.png
)
表示したい画像がすでにWeb上にある場合はいいですが、Wikiでしか使わない画像等は、Wiki内で管理したいという場合もあります。
そのような場合のため、Wiki用のgitリポジトリに画像ファイルをpushして、それを使用できるようになっています。
手順は以下のとおりです。
- Wikiのgitリポジトリを clone する
- 右の方に
Clone this wiki locally
とあり、clone用のURLを表示してますので、それを使って git cloneします
- 右の方に
- 画像ファイルを gitリポジトリに追加してpushする
- 普通のgitリポジトリのように addして commitしてpushしてください
- ディレクトリを作ってその中に画像ファイルをおいてもOKです
- Markdownのテキストファイルで、画像埋め込みのテキストを入れる
![image_alt_text](image.png)
- リポジトリの直下に
image.png
というファイルを作った場合は、こんな感じで指定します
- リポジトリの直下に
- ディレクトリを作ってサブディレクトリ内にいれることもできます。
![image_alt_text](images/image.png)
これでWiki内に画像が表示できるようになります。
実際には、image.png
のように指定された画像は、http://<GITBUCKET_BASE_URL>/<USER>/<REPOSITORY>/wiki/_blob/image.png
のリンクに書き換えられます。
2. Issueに画像を表示する方法
GitBucketでは、Issueへの画像添付もサポートしています。 使い方はもっとも簡単で、画像ファイルをドラッグアンドドロップするか、下部を左クリックすれば画像選択ダイアログ経由でできます。
画像を選択・ドラッグアンドドロップすると自動的にGitBucketにアップロードされ、画像を表示するためのURLが割り当てられ、コメント欄に以下のような画像埋め込み用のテキストが追加されます。
![image.png](http://localhost:8080/user1/repo1/_attached/1404388830604KbRPlfr2ki)
これでIssueに画像を添付できます。 バグ報告やUI修正等でスクリーンキャプチャを出したい場合に便利です。
3. リポジトリのMarkdownテキストで画像を表示する方法
リポジトリのトップに、README.md とかを置くのが通例となっているので、このファイル内にそのgitリポジトリで管理しているアプリのスクリーンキャプチャを埋め込んだりしたい場合等があると思います。 そのような場合は、リポジトリ内に画像をpushした上で、画像のURLを指定することで画像を表示できます。
GitBucketでは、リポジトリ内の画像のrawデータにアクセスするURLを提供していますので、これを埋め込み用画像のリンクに使用します。
例: user1のrepo1というリポジトリ内のREADME.md で画像を埋め込む場合。またリポジトリ内に image.png というファイルが存在する場合
![image_alt_text](http://<GITBUCKET_BASE_URL>/user1/repo1/blob/master/image.png?raw=true)
というテキストをREADME.md内に記述することで埋め込めるようになります。
ポイントは、/blob/master/image.png?raw=true
のとこですね。
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以上 GitBucketで画像を扱う方法を3種類を紹介しました。 ぜひご活用ください。
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